なぜカーボ中毒になるかというと、まず第一に、人間の本能とカラダは、基本的に太りたがるシステムを持っているからです。人間は何千年もの間飢えと戦ってきたので、生き延びるために、太りたがる、栄養を貯め込むようにカラダが進化してしまったのです。ところがここ50年ほどの間に、日本では第二次世界大戦後、飢えとは逆の飽食・食べ過ぎの環境へと激変しました。とはいえ、このたかが数十年の環境変化に、何千年もかけて進化した「太る仕組みを持ったカラダ」はついてこれていないのです。よって人間が太りたがるのは本能、といえるでしょう。また、私が他のダイエット法に関する研究データや実体験から総合的に推測したところ、血糖値と舌の甘味感覚が一定のレベルに保とうとする習慣性があるから、力ーボ中毒が起きるのではとも思います。つまり、「・カーボで一気に上がった【血糖値】が高値安定のクセがついてしまう」「・カーボの甘味(糖質)に【舌の甘味感覚】が鈍くなって甘味に慣れてしまう」つまり、カーボをたくさん食べると、血糖値と舌の甘味感覚がガンッと上昇「おっ、デブフードがたくさん入ってきたぞ。カロリーを使いきれないから、溜め込んどかなきゃ」と、飢えに備えるカラダのデブスイッチが入ってしまう→血糖値と舌の甘味感覚が高値安定にキープされる→カーボの摂取が途切れて、少しでも血糖値と舌の甘味感覚が下がると、もっとカーボを食べるよう、カラダに命令する、という流れが、カーボ中毒の原因のように体感しています。じゃあ、このカラダの「カーボ中毒」は治らないの?いいえ、大丈夫。カーボ中毒は人間の本能と諦めずに、血糖値と舌の甘味感覚を理性でコントロールして改善する、実はそんな方法があるのです。その方法とは、ずばり「デトックス」。日本語では解毒、毒消し。でも体内クレンジングと言うほうがわかりやすくて、感覚的目近いですね。具体的には、プチ断食やローカーボ食等で、一定期間カーブを強制的に減らす方法。血糖値と甘味感覚をリセットしてやるのです。ニコチンや麻薬中毒だって、本当に治すには一定期間、強制入院してきっぱりと断たなければならない。